Simply "Being"

How far can we go rebuilding the human body with artificial parts, how far beyond prosthetic hands and legs?
In today's information society there is often a sense that we are losing track of our own sense of existence. And, we confirm that we "are" here by touching things with our own skin.For humans, that unshakable sense of the corporeal. So now, I brush fabric gently across the skin. It is almost as if it can tell us that we exist.
I want to draw the manmade things that we cannot live without as a way of depicting the contemporary life force. These depicted items brush against your awareness, as if in them we can capture a sense of your/my "being".

ただ"在る"ことを

義手や義足、身体のどこまでなら置き換えが可能だろうか。
情報化する社会の中で、ふと自分の存在を見失いそうな感覚に襲われる。
そしていつものように皮膚に触れ自分がここに"在る"らしき事を確認する。
未だ人間にとって欠かせない身体。
今のところ、布は優しく皮膚を揺らし続けている。
それはまるで私達が存在している事を教えるかのように。

細胞の１つ１つを模様として捉え生命の内側を覘いてみると、そこには驚く程美しい装飾が潜んでいる。故に人は装飾を見たときに、普段は皮膚に覆い隠されて見えない生命の内側を直感するのではないだろうか。私達の生活にとってもはや欠かすことの出来ない人工物を、装飾を伴い描くことで現代の生命力を描き出したい。

ここに描き出した装置があなたの感覚を揺らし、あなた/わたしがここに"在る"ことのしっぽをつかめますように。